赤ちゃんの爪切りを難しいと感じる人もいるだろう。生後間もない赤ちゃんは小さくて薄い爪が伸びているため、爪の長さが気になったら切ってあげよう。本記事では、赤ちゃんの爪切りはいつからはじめるのか、切り方やコツ、タイミングなどを解説。深爪をしたときの対処法や、爪が飛び散らない方法も紹介している。
赤ちゃんの爪切りはいつからはじめる?
大人の場合、自分の爪が伸びていたら切って短くするが、赤ちゃんの場合、いつから爪切りをはじめればよいのか疑問に思うこともあるだろう。爪が長いと赤ちゃんが自分の顔を傷つけてしまう可能性があるため、しっかりとケアしたいところだ。
赤ちゃんの爪切りの開始時期だが、大人と同様に爪が伸びていたら切ったほうがいい。
生後間もない赤ちゃんの爪はとても薄いため、伸びていないように見えるが、ママのお腹の中にいるときから爪は伸びはじめている。
爪が伸びた状態で産まれてくる赤ちゃんもいることから、生後すぐの段階でも爪の長さが気になるなら切ったほうがいい。
赤ちゃんの爪は何を使って切る?
赤ちゃんの小さくて柔らかい爪を切るには、専用のはさみややすりを利用しよう。
赤ちゃん用の爪切りはさみは刃先がまるくなっており、使う際に肌を傷つけない仕様になっている。
やすりは爪を切らない分、赤ちゃんにストレスやイライラを感じさせずに短くできる。クリップ型の爪切りを使ってもいいが、切るときに爪に負担がかかる。クリップ型の爪切りを使う場合は、爪が厚くなる生後6~9ヶ月以降の使用がオススメだ。
赤ちゃんの爪を切る方法とコツ
赤ちゃんの爪を切るのが怖いと感じる人は多いかもしれない。しかし赤ちゃんが自分の爪で顔を傷つけないためにも、早めにコツを押さえてキレイに処理できるようになろう。
赤ちゃんの爪を切る方法とコツを紹介するので参考にしてほしい。
赤ちゃんの爪を切る方法
- 赤ちゃんの頭のほうに座る
- 赤ちゃんの手をしっかりと固定する
- 指先の爪も動かないよに固定してはさみなどで切る
赤ちゃんがお座りできるようになったら、膝の上に乗せてうしろから抱えるようにすると切りやすくなる。
- 赤ちゃんの足の裏を見るように座るか頭のほうに座る(※切りやすいと思った場所で)
- 赤ちゃんの指を動かないように固定する
- 足の爪の白く伸びている部分をはさみなどで切る
足の爪はスクエア型になるように切ると巻き爪になるのを防げる。
赤ちゃんの爪を切るときのコツ
赤ちゃんの爪切りは何回かに分けて切るつもりでいたほうがいい。爪切りは赤ちゃんにとって心地いいものとはいえない。動かないように手足を固定されるため嫌がることも考えられる。泣いたり叫んだりしたら無理に爪切りを継続するのではなく、一旦止めて時間をおいてから切るようにしよう。
赤ちゃんの爪を切るタイミング
赤ちゃんの爪は、白い部分が指先よりも長く伸びていたら切ろう。赤ちゃんは新陳代謝が活発なため、爪が伸びるのも早い。こまめに伸び具合をチェックしてあげると自分の顔を爪でひっかいて傷つけることも少なくなる。
1日のうちで赤ちゃんの爪切りはお昼寝中や授乳中のどちらかに済ませるといいだろう。爪を切る最中に赤ちゃんが動いてしまうと切りすぎてしまうことも考えられる。慣れていないうちは寝ているタイミングを見計らって爪を切ろう。またママの授乳中にパパが爪を切るのもいいだろう。夜に暗い部屋で行うと切りづらいため、日中の明るいうちに切ってしまおう。
赤ちゃんの爪を切るときの注意点
赤ちゃんの爪を切るときはいくつか注意点がある。
深爪に注意
爪を切るときは深爪しないように注意しよう。深爪すると伸びたときに巻き爪になることがある。
爪の白い部分を少しだけ残すことを意識して切ると深爪しなくなる。
また深爪防止のため、お風呂上りに爪を切らないほうがいい。
赤ちゃんの爪は薄くてやわらかい。お風呂から上がった後だとさらにやわらかくなるので、切りすぎてしまう可能性が高くなるためだ。
赤ちゃんの爪を切りすぎたときの対処法
赤ちゃんの爪を切りすぎてしまったときは、爪が再び伸びてくるのを待とう。
もしも爪を切りすぎて血が出てしまったときはどうすればいいのだろうか。
出血が少量の場合、しばらく様子をみて血が止まっていたら問題ない。出血が多い場合は病院に相談しよう。
赤ちゃんの爪が飛び散らないようにするには?
赤ちゃんの爪を切ると、切った爪が飛び散ってしまうことがある。飛び散った爪を処理しきれなかった場合、赤ちゃんが誤飲する危険もあるため避けたいところだ。
赤ちゃんの爪をはさみで切る場合、刃先にワセリンまたはベビーオイルを塗ってから切ると飛び散らない。
塗ったワセリンやベビーオイルに切った爪がくっつくため、飛び散るのを防止できるのだ。爪を連続で切っても飛び散らないので赤ちゃんの爪切りを短時間で終えることができる。
爪切りが終わったあとは刃先をティッシュペーパーなどで拭くだけなので処理も簡単だ。
結論
赤ちゃんの爪は小さくて柔らかいが、伸びると顔を傷つける恐れがある。伸びていればその都度切ってあげよう。
爪切りをするときは、時間に気をつけたり、回数を複数に分けたりして深爪しないように注意が必要だ。
赤ちゃんになるべくストレスを与えない爪切りをマスターしよう。
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