ささみは冷凍保存が可能だ。今回は、生のまま保存する方法に加えて調理してから保存する方法についても解説。ささみの味を損なわない冷凍前のひと手間についても紹介している。冷凍後の消費期限や解凍方法など、ささみを冷凍保存する際にボクパパが疑問に思ったことをまとめた。ささみを冷凍保存する方法が気になる人は読んで試してみてほしい。
ささみを冷凍保存する方法
ささみを冷凍保存する場合、ラップを使って1本ずつ包もう。面倒に感じるかもしれないが、1本ずつ分けて冷凍する手間を加えることで味わいに差が出る。以下の手順で冷凍保存しよう。
冷凍保存する手順
- 冷凍保存する前にささみの筋を取り除く
- ささみについている水気をキッチンペーパーなどを使って拭き取る
- 1本ずつラップで包み、ジップロックなどのジップ付きの保存袋に入れて冷凍庫へ入れよう
おいしさを保つためにも買ってきたささみはすぐに冷凍保存しよう。
冷凍したささみは離乳食で使える?
タンパク質が摂取できるささみを離乳食として使うパパ・ママも多いだろう。上記で紹介した方法で冷凍させたささみは離乳食に使える。
赤ちゃんに食べさせるときは冷凍したささみをすりおろし器で細かくしたあと茶こしなどに入れて茹でて使おう。すりおろした後に茹でることで細かなそぼろ状になるため、赤ちゃんも食べやすくなる。
ささみを冷凍保存するメリットとデメリット
ささみを冷凍保存するメリットはある程度の期間保存できる点だ。冷蔵庫で保存する場合、日にちが経つとバクテリアが繁殖し腐敗してしまう。
デメリットは冷凍保存することで本来の味わいが変化してしまうことだ。冷凍すると細胞が破壊されてしまう可能性がある。
調理してから冷凍する
ささみは生肉の状態ではなく、蒸す・焼く・茹でるなど調理してから保存することもできる。調理する際はパサパサにならないように気をつけよう。しっとりと柔らかく茹でるコツを紹介するので試してみてほしい。
冷凍保存してもおいしいささみの茹で方
- 鍋に水を入れ、沸騰したらささみを入れる
- ささみを入れ再び沸騰したら蓋をする
- 蓋をして8分ほど放置し、取り出せす
- 取り出して冷めるまで放置する
- 冷めた後で筋をとりほぐす
冷凍する際は、ささみを細かくさいてラップに小分けにして保存すると使いやすい。
調理する際に塩やすりおろしたにんにくと醤油など、お好みで下味などをつけてから冷凍してもいい。下味をつけておけば、解凍後の調理の手間が省けて便利だ。
冷凍したささみの解凍方法
冷凍したささみの解凍方法は冷蔵庫に入れて自然解凍するのが正解だ。電子レンジなどを使って解凍する方法もあるが、温度が変化することによって味わいを損ねてしまう可能性がある。
冷凍したささみは日持ちする?消費期限は?
冷凍したささみはいつまで日持ちするのかは気になるところだ。
冷凍庫で保存した場合、2週間程度はもつと考えていいだろう。明確な消費期限があるわけではないが、ずっと冷凍しておくよりもなるべく早めに食べてしまおう。
ささみを冷蔵保存する場合は?
ここまでささみを冷凍保存する方法について紹介してきたが、冷蔵庫で保存することも可能だ。冷蔵保存する際は、冷蔵庫の中でも温度の低いチルド室やパーシャルに入れよう。温度が高い場所で保管するとバクテリアが増殖し腐敗がはじまる。
冷蔵庫に入れる段階でささみから水分(ドリップ)が出ている場合はキッチンペーパーを使って拭き取り、ラップに1本ずつ包んで保存しよう。
冷蔵保存する場合、冷凍に比べて日持ちしない。冷蔵庫に入れて保存した場合は2日ほどで食べ切ろう。
結論
ささみを冷凍保存する場合、ラップで1本ずつ包んだほうが味を損なわずにおいしく食べられる。手間はかかるが味わいを保つために行いたい作業だ。家事を時短したい人は、冷凍前に調理したり下味をつけておく方法を試してみるとよいだろう。
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