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納豆は常温で保存できる?上手な保存方法と健康にいい納豆の食べ方を解説

日本の国民食とも言える納豆。体にいい食べ物との認識があるだろう。納豆は身近な存在だが上手な保存方法はご存じだろうか。常温で保存できるのか気になったので調べてみた。

調べてみて驚いたのは、納豆は保存方法や食べ方によって味わいが変わったり、栄養価が低下してしまうことだ。納豆を食べるならやはり一番おいしく、健康に良い状態で食べたいだろう。

今回は納豆を食べるメリットから上手な保存方法、正しい食べ方についてまとめたので気になる人は参考にしてほしい。

目次

納豆を食べるメリット

納豆はスーパーフードとして知られている。納豆を食べると納豆菌やナットウキナーゼ、ビタミンK2、大豆イソフラボンなどによる体にいい効果が期待できる。

納豆菌は「整腸作用」「免疫力アップ」「感染症・アレルギー予防」「解毒・抗菌作用」、ナットウキナーゼは「血栓の予防」に効果がある。栄養価の高い納豆は優秀な食べ物だ。

納豆は常温で保存できる?

納豆の保存はどうすればいいのか疑問に思ったことはないだろうか?冷蔵がいいのか常温がいいのか気になるところだ。

納豆の保存は10℃以下の温度が適している。10℃よりも高い温度の場所に放置しておくと納豆に含まれる納豆菌が活発になり再び発酵が起こってしまう。

再発酵するとアンモニア臭が強くなる。アンモニア臭が出ていても食べることは可能だが、ニオイはきつくなるため、本来の納豆の味わいではなくなる。

10℃以下の涼しい場所で常温保存したとしても数日のうちに食べ切ってしまったほうが安全だろう。

納豆を上手に保存する方法

納豆は常温でも保存できるが、夏はもちろん冬でも10℃以下の場所で保存しつづけるのは難しい。

納豆のおいしさを損なわずに上手に保存するには、冷蔵庫がオススメだ。冷蔵庫なら10℃以下の温度をキープできる。

実は納豆は冷凍庫でも保存できる。数日のうちに食べる予定がなければ、買ってきたあとすぐに冷凍庫に入れてしまおう。

冷凍庫で保存した納豆を食べる場合、自然解凍させるのがオススメだ。半日前に出しておけば解凍されて食べごろになる。電子レンジなどを使って温めるとおいしくなく、質も低下してしまうためやめよう。

発酵食品に賞味期限がある理由

納豆は発酵食品だが腐敗しているわけではないので賞味期限が設定されている。

賞味期限とはその食品が安全においしく食べられる期間を指す。賞味期限が切れた納豆は、シャリシャリとした食感や苦みがあるなどおいしくなくなる。

1日から2日ほどの賞味期限が過ぎた納豆であればさほど問題はないが、数日経過している場合、味も風味も半減している可能性が高い。納豆にカビが生えている、糸をひかない、水っぽい状態の場合、傷んでいるので食べずに捨ててしまおう。

体にいい納豆の食べ方

納豆の保存方法がわかったところで、納豆のパワーを最大限高める食べ方を紹介する。これまで何も考えずに納豆をかき混ぜて食べていた人は紹介する食べ方にしたほうが体もよろこぶだろう。

食べる20分前から常温に戻す

納豆を冷蔵保存している場合、取り出した後にかき混ぜてすぐ食べるのはNGだ。納豆をかき混ぜたら20分ほど放置しよう。放置することで徐々に常温にもどる。

常温にもどると納豆の粘り気が増えておいしくなる。さらに納豆菌の発酵が進み、ビタミンKを作ってくれる。ビタミンKは骨折予防などに効果のある栄養素だ。かき混ぜて待つだけだが、このひと手間を加えるだけで、納豆は体により良く作用してくれる。

納豆のNGな食べ方

納豆にはNGな食べ方も存在する。熱いご飯の上に納豆を乗せると栄養の効果が減少してしまう。

ご飯の上に納豆を乗せて食べるのが好きな人にとってはショックな結果だ。

納豆に含まれるナットウキナーゼは熱に対して弱いため、アツアツのご飯の上に乗せたり、チャーハンに納豆を入れて炒めると死んでしまうのだ。

NGな食べ方をしても味はおいしいが、栄養的に損をしてしまう可能性は高い。おいしさをとるか栄養をとるかは食べる人の好みが分かれるところだ。

結論

納豆は常温で保存しておくのは難しい。買ってきたら冷蔵庫に入れて保存し、賞味期限内に食べてしまおう。

健康的な食べ方を実践したい人は、冷蔵庫から取り出してかき混ぜた後に20分ほど放置しよう。国民食でもある納豆をおいしく食べて健康になろう。

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